しまうまフォトブックレビュー サイズや価格・作ってみた感想等

2020年7月14日
フォトブック

フォトブックを作る際に必ず候補に挙がるのがしまうまフォトブックで、他社のフォトブックに比べると圧倒的に安いという特徴があります。

品質を疑いたくなるくらいの安さなので、実際にどうなのか?が気になる所だと思います。

そこで今回は実際に作ったフォトブックをご覧いただきながら、具体的な作り方や作ってみてどうだったか?等をご紹介していきたいと思います。

今まで形としての写真はプリントしてアルバムに綴じるという事しかやってこなかったのですが、仕上がりを見てフォトブックもかなり面白いという事が解りました。



サイズ・ページ数・仕上がり・料金


フォトブックを作る際に3つの項目を選ぶ必要があります。

その3つとは「サイズ」「ページ数」「仕上がり」になります。

まずサイズですが、小さい順から「文庫サイズ」「A5スクエア」「A5サイズ」「A4サイズ」の4種類があり、そしてページ数が「24」「36」「48」「72」「96」「144」ページの6種類があるという感じです。

そして仕上がりは「スタンダード」「プレミアム」「プレミアムハード」の3種類から選びます。

ページ数は解ると思いますが、サイズと仕上がりに関しては補足しておきます。


サイズ別特徴



初めてフォトブックを作られる方は「一体どのサイズが良いのか?」と迷われると思うので、サイズ別に特徴をあげておきます。

しまうまフォトブックは縦長(長辺綴じ)のみで、横向き(短辺綴じ)は出来ません。


文庫サイズ


文字通り文庫本と同じサイズになります。

写真の大きさはスマホで見ている写真が一回り大きくなったくらいだと考えてくれてOKです。

ですので1つのページに何枚もの写真を載せると、かなり小さな写真になってしまいます。


A5スクエア


スクエアとは「ましかく」の事。大きさ的には148cm×148cmになります。

普通の長方形の写真を載せる事も出来ますが、かなり小さな写真になってしまうので、わざわざA5スクエアで作る必要は無いと思います。

これは普段からましかく写真で撮っておられる方専用と考えて問題ありません。


A5サイズ


A5サイズなので縦写真ならかなり見ごたえのある写真になり、横でも全然不満の無い大きさになります(L判のちょっとおおきめ)。

また見開きで1枚の写真を載せるとA4になるので、かなり迫力のある写真になります。




A4サイズ


A4サイズなので横でも満足の行く大きさになります。

A5の見開き1枚もそうですが縦の場合はA4サイズになるので、画素の少ない写真は画像が荒くなる恐れがあります。

スマホやデジカメで撮られている方は問題無いと思いますが、フィルムで撮った写真をスキャンした場合は荒い感じになるので注意が必要です。

あくまでも僕の感覚ですが、600万~800万画素くらいあれば問題ないと思います。

見開き1枚の場合はA3サイズになるので、より多い画素が必要になり、1500万~2000万画素くらいあれば大丈夫だと思います。

ただしフォトブックのような手に取って見る写真の場合、A4見開きは視野に入りきらないので意外と見辛いというのが正直な所です。

A3サイズは壁に貼って鑑賞するサイズの写真です。



スタンダードとプレミアム・プレミアムハードの違い


仕上がりはスタンダードとプレミアム・プレミアムハードの3種類があり、どう違うのかと言いますと、

・紙質
・カバー
・印刷方法
・色数

に大きな違いがあり、プレミアムの方が全てにおいて高級志向になります。


紙質


スタンダードの方は「マット紙」という紙を使用しているのに対し、プレミアムの方は「プレミアムサテン」という紙を使用していて、紙の種類は大きく分けて「標準氏」「高級紙」「ファンシー」「特殊紙」の4つに分類されるのですが、マット紙は標準紙でサテンは高級紙に分類されています。


カバー


スタンダードのカバーは巻きカバーで(後でお見せします)、いわゆる漫画の単行本とかに使われている「カバー」が施されていて、プレミアムはソフトカバー、プレミアムハードはハードカバーが施されています。

※プレミアムとプレミアムハードの違いはこのカバーのみで、他は全て同じになります。


印刷方法


スタンダードはレーザープリンターを使用しているのに対し、プレミアムの方はインクジェットプリンターを使用しています。

レーザープリンターは悪く言えば「低コスト・大量印刷」といった感じで、正直、写真には向いていません(見るに耐えないという意味ではありません)。

プレミアムはインクジェットプリンターを使用していて、高画質な写真を印刷してくれます。


色数


使用している色の数はスタンダードが4色に対し、プレミアムは何と7色も使用しています。

4色と言えば安価な家庭用のプリンターがそれで、写真をプリントアウトしても別に不満が残るという事はありません。

逆にプレミアムの7色が異常なだけです。

写真を自分でプリントしている方なら解ると思いますが、コンテスト等で作品レベルの写真をプリントする高級品プリンターでも6色が普通で、それでも凄いのですが、更にその上を行く7色はどれだけ凄いかが解ると思います 。


まとめますとプレミアムはスタンダードに対して、より高級な紙で異常なくらいの色数でより高級な方法で印刷をしているという事になります。

ですので、プレミアムなのは当然とも言えます。


スタンダード 価格(税抜き)




プレミアム 価格(税抜き)




プレミアムハード 価格(税抜き)




↑の表がそれらを掛け合わせた料金表になっていて、サイズが大きくなる程ページが多くなる程料金が高くなっていくという具合になります。

安さが売りのしまうまフォトブックですが、それはあくまでスタンダードの価格の事で、プレミアムは他社と比べてもさほど変わらないと思います。



実際に作ってみました。



実際にしまうまフォトブックでフォトブックを作ってみたので、作例をご覧ください。



今回はスタンダードで注文しました。

スタンダードは巻きカバーが付いています。

個人的にはソフトカバーよりも巻きカバーの方が好きで、カバーが付く事によって「本感」が凄く出ます。

そしてカバーの色も変える事ができます。





そのカバーにタイトルとサブタイトルが表示されます。今回はサブタイトルは付けませんでしたが、タイトルの下に小さな文字で入力されます。

こんな感じですね




僕が注文したのは凄くシンプルですが、もちろん写真を載せる事も出来ます。

カバーの表紙に写真を載せる場合は、フォントやその他の装飾をうまく絡めないとカッコよくなりません。

しまうまフォトブックではそこまでは出来ないので、あえてシンプルにしました。



背中にもタイトルを付ける事が出来ます。

これで本棚にしまっても一目で解ります。


カバーの裏表紙とカバーを外した本文冊子の表紙は無地になります。


本文


そして本文ですが、表紙をめくると遊び紙があり、次にタイトル用紙があり、それをめくると1枚目の写真が始まるという感じです。



今回はよくある写真集のスタイルにしたので、基本は1ページに1枚の写真を配置する事にしました。



中にはあえて1枚にしたり、



見開きで1枚どーんと載せる事も。
今回作ったのはA5サイズなので、A5の見開きはA4になり、結構な迫力になります。



全く写真を載せず、白紙のページを作る事も可能です。
本で言う所の章と章の間に白紙ページを入れて、区切りを付けるというイメージです。


レイアウトのバリエーションはかなり豊富で、1ページに写真を分割して載せる事も可能ですし、写真+テキストとか、テキストのみのページも作る事が可能です。









向きは縦のみになるので縦写真が多い方は問題ありませんが、横写真を載せる場合は大きく余白をとらなければいけませんが、特に変な感じになる事はありません。



見開きでどーんと載せる事も可能なので、かえってメリハリが付いて良い演出にもなります。


まずは数百円のスタンダードでフォトブックを体験してみる


数千円するプレミアムや他社のフォトブックは画質や体裁は申し分ありませんが、初めて挑戦するには少しハードルが高いとも言えます。

ですのでまずは数百円で作る事ができるスタンダードで「フォトブックとはどういうものなのか?」という事を体験してみる事をおすすめします。

もちろん作品的な写真で作ってみても構いません。



最後に フォトブックを作ってみて欲しい。写真の世界が広がります


僕は撮った写真をSNSに投稿するくらいしかしていない人に、是非ともフォトブックを作ってみて欲しいと思っています。

本当に写真の世界が広がります。

試しに今まで撮りためた写真を組んで1冊作ってみてください。

編集する楽しさ大変さと同時に、写真というのは組み合わさる事で初めて命が吹き込まれるという事が解ると思います。

それと同時に何の為に写真を撮るのか?のゴールを与えられたようにもなります。




これで一応自分で作るフォトブックの話は終わりになります。

次は自分以外の人、つまり他人のフォトブック、すなわち「写真集」や「Photo Zine」について触れてみようと思います。


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