フォトブックとは? このサイトの主旨・伝えたい事

2020年7月14日
フォトブック

フォトブックとは読んで字の如く「写真の本」の事で、写真のプリント会社がその印刷技術を活かして行っているサービスで知られています。

ネット上にもフォトブックの広告がよく出ているので、このサイトにたどり着いた方はご存じの人も多いのではないでしょうか。

このサイトはそんな「フォトブック」についてお話していくサイトなのですが、この「フォトブック」というものをもうちょっと広い意味で捉えてみたいと思います。

いわゆる「フォトブック」に加え、
・プリントした写真を綴じる「アルバム」
・色んな方が出版している「写真集」「Photo-Zine」
等、写真が何らかのものに綴じられているものを全てひっくるめてそう呼ぶ事にします。



「スマホと写真」は相性が悪い


現在は「撮った写真をSNSに投稿する」というのが一般的で、しかもそれがほとんどになってしまっているのが現状です。

ですので撮った写真をプリントした事が無いという方も多いのではないでしょうか。

しかもその写真を見るのはスマホからがほとんどなので、余計に写真の魅力を半減させてしまっている様な気がします。

実を言うと「スマホと写真」というのは非常に相性が悪いのです。


スマホそのものが手の平サイズなので、そこで見る写真はどうしても小さなサイズになってしまい、その結果どれだけ素晴らしい写真であっても細部まで鑑賞するに耐えない臨場感が失われた写真しか見る事が出来なくなります。

更にその写真を発表する場がSNSなので、余計に拍車が掛かってしまいます。

現在のSNSは大量の写真が投稿されるので、今、投稿したとしてもほんの一瞬わずかワンスクロールで写真が消費されてしまいます。

もはや「写真を見ている」というよりも、「目で追っている」と言ったほうが正しいのかもしれません。

そしてそれは撮る方にも影響が出て、ほんの一瞬、わずかワンスクロールの戦いに勝つためにはどうすれば良いか?という事を無意識に考え始めるようになってしまいます。

その結果、パッと目に付くインパクトのある写真を追い求める事に。

そして「いかにパッと見で印象に残るか?」が命題になり、それ以外の要素はさほど重要ではなくなってきます。(奥行きや背景、作者の意図等)

更には「写真とはそういうもの(パッと見が全て)だ」という観念が出来上がり、それ以上写真を掘り下げようとしなくなる事にもつながってきます。

SNSは「いいね!」等、承認欲求を刺激される要素が盛りだくさんですから、「好きな写真」よりも「ウケる写真」ばかりを撮るようになってしまい、写真を撮る事自体が苦しくなってきます。


スマホと逆の性質を持っているのがフォトブック


現在、物凄いスピードで情報が消費されている時代。

写真とて同じで、そんなファーストライフに疲れた方に送るのがフォトブックという事になります。

フォトブックはスマホと真逆の性質を持っており、非常にスローでじっくり型です。

当サイトはそんなフォトブックという写真との関わり方、大げさに言えばライフスタイルを手に入れてみませんか?という提案をするサイトになります。

記事数もそう多くはないので、大量に消費されてしまう現在の写真スタイルに疲れた方は是非一度ご覧ください。

では次にフォトブックの醍醐味みたいなものをお話していきましょう。


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